相続手続きの流れ

相続業務の有資格者

相続が発生したら、相続のことを考えたとき、いったい誰に相談すればよいのでしょうか?

ここでは、どの資格者に相談するのが最もかしこい選択なのかを見ていきます。
信頼できそう、相性が合うというのは実際とても重要な要素ですが、それと相続の問題を解決するプロであるかは、全く別の問題です。

是非、それぞれの『相続の資格者』を比較してみて、「誰に相談・依頼すればいいのか・・・?」の悩みを、
解決していただきたいと思います。

弁護士 司法書士 税理士 行政書士
登録者数 約3万人 約2万人 約7万人 約4万人
主な業務内容 遺産分割の交渉・調停など 戸籍収集・不動産の名義変更登記 相続税の申告
税務調査立会い
戸籍収集・遺産分割協議書の作成
相続業務の
精通度合い
ほぼ全ての弁護士が精通している ほぼ全ての司法書士が精通している 税理士によって精通度合いの格差が非常に大きい 行政書士によって精通度合いの格差がやや大きい
対象とするお客様 紛争中もしくは紛争になりそうな方など 不動産を相続する相続人 相続税の申告義務を有する相続人 ほぼ全ての相続人(ただし、裁判所、法務局、税務署の手続きはできない。)
報酬額の相場 紛争度合い等に応じて様々 一回の登記で5〜10万円前後 遺産総額の0.5%〜1%前後 手続き業務全般で20〜30万円前後

弁護士の主な業務は、弁護士の主な業務は、紛争中もしくは紛争になりそうなケースにおいて、特定の相続人の代理人として交渉等(調停,審判及び訴訟等含む)を行うことです。

司法書士の主な業務は、相続不動産の名義変更(相続登記)です。
また、相続放棄などの裁判所に提出する書類の作成や公正証書遺言書の作成サポートも行います。

税理士の主な業務は、相続税の申告とそれに伴う税務調査です。
しかし、全ての相続の中で相続税の発生するケースは約4%と非常に少ないため、今まで全く相続業務をやったことがない、という税理士は非常に多いです。その税理士がどれだけの経験値を有しているか、よく見極める必要があります。

行政書士の主な業務は、遺言書作成サポート、遺産分割協議書の作成です。
しかし、許認可業務など他分野の業務を主にこなしているために相続問題に殆ど関わったことがない行政書士が多いのも事実です。また、資格者1人で業務を行っている個人事務所が多いため、組織的な安心対応という点では多少、難ありかもしれません。

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